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C Moon Outta
作詞作曲 SHIMADA TOMONORI
見上げた月は
弓を射るような三日月
公園のベンチで
夜のシートフィラーが月に映る
そのビートはお前の勘通り
二日前と同じ
階段で分かる地下の煙
扉のベルと氷のグラス
C Moon Outtaの音
真空管の裏は
熱を帯びたフィラメントの赤
カウンターの奥は
輝ける呼び名 隠し酒のブルー
雑踏の中ここにはまだ
白いキャンバスのライトアップ
浅瀬をさらう波のように
ギターを弾いた奴がいた
C Moon Outtaの音
曲の合間に酒を煽る声
外は靴音の流れ
扉風は店のポスターを
ジョンのサックスは
ダイアフラムを揺らす
水のようなCajun Moon
映る姿は手に取れない
次の曲を紹介し
あいつはこう歌った
街はもう明るいのに
街明かりを求めて
過去のように一瞬で
余韻はいまだに残っている
C Moon Outtaの音
慣れた手つきで
時間を導くステージのバンド
燻る煙とライムライトが線香花火
首を長くしたワインの瓶も
ジョークと笑いを待っている
そろそろ扉を閉める時間さ
C Moon Outtaの音
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