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新しいかぼちゃ
作詞作曲 SHIMADA TOMONORI
西部劇のセットで
ひとりガンマンの真似
俺は映画のスタッフだが
ちゃんと銀に光る拍車
銃口を向けたその先に
本物白うさぎが1匹
砂風に舞うテンガロンハット
逃げるうさぎを追いかけて
別の映画に入りかけたところ
気づけば 穴に落ちていた
うさぎを追って穴に落ちた
ということはまさかここは?
衣装の埃が済んだ頃
周りがようやく見えてきた
アリスの世界といいたいが
そっくり鏡映画のセット
むしろ驚いたのはうさぎ
うさぎ界でも有名な話し
運が良ければこの先も
話しは続いてるはず
何もかもが加工された
僕らの新しいかぼちゃ
そんなとこから穴に落ちて
お茶会にお邪魔 大演奏
昔ながらのフロアの上で
ランダムにさえ美徳あり
刻んだ靴先のステップが
結晶のような軽い音
誰も知らないこの話しの
本当の真実
迷い込んだその場所は
本物の不思議の国
アリスがちょうどお茶会を
見つけたその時だったのさ
迷い込んだうさぎとガンマン
受け入れOK不思議の国
運が良ければ不幸には
出会わないはずさ
もうちょいとラッキーならば
はずれもあたりになるはずさ
夕暮れどきにガンマンは
西部の映画へと帰る
途中落とした俺の帽子
ちょいと砂埃かぶってる
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